プロフィール
Profile

鈴木 直道 (Naomichi Suzuki)
| 出身地 | 埼玉県三郷市 | 
|---|---|
| 学歴 | 法政大学法学部法律学科 | 
| 生年月日 | 昭和56年(1981年)3月14日 | 
| 星座 | うお座 | 
| 血液型 | AB型 | 
| 好きな食べ物 | ザンギ・スープカレー・餃子 (北海道のおいしい料理をみんなで囲むこと) | 
| 特技 | ボクシング | 
| 座右の銘 | お金を失うことは小さく失うことだ。 名誉を失うことは大きく失うことだ。 しかし、勇気を失うことはすべてを失うことだ。 | 
| 趣味 | 北海道めぐり(道内179市町村への訪問は、現在4巡目) | 
略歴
- 幼少期
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                        1981年(昭和56年)- ・埼玉県春日部市生まれ、三郷市育ち
- ・高校在学時、生徒会長をつとめる。母子家庭となり、アルバイトを掛け持ちし学費や生活費をねん出
  
- 東京都庁時代
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                        1999年(平成11年)- ・東京都庁入庁 一年間進学費用を貯めて働きながら大学進学
 
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                        2004年(平成16年)- ・法政大学法学部法律学科卒業 ボクシング部主将を務める、試合中鼻を骨折するも都大会フェザー級準優勝
  
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                        2008年(平成20年)- ・東京都から夕張市に派遣される 夕張と出会い仕事の傍らボランティア活動や行事の企画に携わる。再生計画の策定で出向期間1年を自ら延長を申し入れて2年間の出向となる
  
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                        2010年(平成22年)- ・東京都知事本局総務部から内閣府地域主権戦略室へ出向
- ・夕張市行政参与に就任
- ・夕張市長選挙出馬の決意を固め、東京都庁を退職
 



- 夕張市長時代
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                        2011年(平成23年)- ・全国最年少の30歳で夕張市長に初当選 立候補時はたった7人の応援団、泡沫候補と呼ばれたが投票率82.3%の高い注目度のなか劇的な勝利を収める
   
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                        2013年(平成25年)- ・ダボス会議を主催する世界経済フォーラムから
 「ヤング・グローバル・リーダース」に選出される
 
- ・ダボス会議を主催する世界経済フォーラムから
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                        2014年(平成26年)- ・財務省・財政制度等審議会に有識者として参加
 人口減少社会を見据え、夕張市の事例を基に各種提言を実施
 
- ・財務省・財政制度等審議会に有識者として参加
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                        2015年(平成27年)- ・夕張市長に再選
- ・日本メンズファッション協会「ベストドレッサー賞」を受賞 俳優の松坂桃李、吉田羊、作家又吉直樹 HIS澤田秀雄社長らとともに受賞
  
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                        2017年(平成29年)- ・財政再建と地域再生の両立する新たな財政再生計画を策定し、
 財政再生団体からの脱却に道筋をつける コンパクトシティー化・攻めの廃線・企業版ふるさと納税全国一などの実績を残し、市民とも「市長と話そう会」などで話し合いを重視しながら官民一体となって再生を進めた
  
- ・財政再建と地域再生の両立する新たな財政再生計画を策定し、
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                        2019年(平成31年)- ・夕張市長辞職
  





- そして北海道知事へ
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                        2019年(令和元年)- ・全国最年少の38歳で北海道知事就任
- ・道内各地を訪れ、市町村長や地域で活躍されている方々に直接お話をうかがう「スクラムトーク」「なおみちカフェ」をスタート
- ・北海道を愛する方々が集い、交流するネットワーク「ほっかいどう応援団会議」を立ち上げ
  市民の声を丁寧に聞いて歩いた夕張市長時代。その経験から、地域の課題を共有し、道の政策に反映することを目的に全道各地をくまなく回る取り組みを開始。 × 
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                        2020年(令和2年)- ・北海道における新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、全国に先駆けて道独自の「緊急事態宣言」
- ・国に先駆けて、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」を宣言
- ・コロナ禍による生乳の需要減少への対策として、牛乳・乳製品の消費を呼びかける「牛乳チャレンジ」を実施
- ・コロナ感染症への対応として、「エールを北の医療へ!」で医療従事者の皆様を支援し、「HOKKAIDO LOVE!プロジェクト」「どうみん割」の展開で北海道の観光などの需要を喚起
- ・先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした初の国立施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が開業。道内外に誘致をPR
  コロナ感染症との闘いにおいて、「道民の皆様の命と健康、暮らしを守る」の信念で国に先駆けて道独自の「緊急事態宣言」を出しました。「外出自粛」の考えもまだない中で、「やれることはすべてやる」という思いで、感染拡大を防ぐために考え抜いた末の決断でした。 × 牛乳の消費が落ち込むなか、「少しでも力になれば」とSNSで牛乳を飲む#牛乳チャレンジを開始。多くの方にご賛同いただき、牛乳廃棄の回避の一助になりました。SNSというツールの力で、新たなつながりもたくさん生まれました。 ×  
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                        2021年(令和3年)- ・北海道や北東北にある縄文時代の遺跡群「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産への登録を実現
- ・東京オリンピック・パラリンピックのマラソン・競歩大会が札幌で開催
- ・特急「ラベンダー編成」などの運行支援や鉄道利用の促進策を展開
   
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                        2022年(令和4年)- ・都道府県で初めて全道職員に公用スマホを配布するなど、スマート道庁を推進
- ・再生可能エネルギーを活用したデータセンターとデジタル関連産業、デジタル人材の集積を目指す「北海道データセンターパーク」の推進
- ・国への粘り強い要望により、北海道と本州を結ぶ新たな海底直流送電ケーブルについて、2030年度を目指して整備する方針が決定
- ・道産食品輸出の目標額1,500億円を1年前倒しで達成
- 2023年(令和5年)- ・次世代半導体の製造、量産化をめざすラピダス社を誘致
- ・得票数169万2436票を獲得し、北海道知事選歴代1位となる得票率75.6%で2期目当選。1期目を通じ、全道179市町村の訪問も4巡目に突入
 
- ・世界最大のアドベンチャートラベルのイベントをアジアで初めて北海道で開催(2021年にバーチャル開催)
- ・子ども応援社会の実現に向け、子どもファストトラックを道立施設でスタート
- ・ソフトバンク(株)等による日本最大級のデータセンターを誘致
- ・天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ「全国豊かな海づくり大会北海道大会」を開催
- ・中国による日本産水産物の輸入停止措置の影響を受けた道産水産物の消費拡大のため、「食べて応援!北海道」キャンペーンを展開
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                        2024年(令和6年)- ・能登半島地震の発災直後から、医療チームや道職員を派遣。被災地に寄り添った支援を実施
 
- ・保健所に収容された犬や猫を引き取り、新しい飼い主探しを支援する動物愛護センター「あいにきた」基幹センターを江別市にオープン
- ・道などの要望を受けて、国がヒグマなどの「クマ類」を指定管理鳥獣に指定
- ・北海道・札幌「GX金融・資産運用特区」が国に認められる
- ・国内で35カ所目、道内では7カ所目となる「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生。陸域の面積は国内最大で、道内では37年ぶりの国立公園の指定
- ・北海道総合計画を策定(未来を担う小学生から大学生までの皆さまのご意見もいただいて策定した初の総合計画)
- ・半導体の研究開発や人材育成などの連携協力のため、米国ニューヨーク州を訪問
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            2025年(令和7年)- ・2040年に向けた脱炭素や産業振興の新たな国家戦略「GX2040ビジョン」で、北海道がGX型の産業構造転換につなげていく地域の一つに挙げられた
- ・国の農政の中長期の指針となる「食料・農業・農村基本計画」に、北海道が「主要穀物などの主産地」であることが盛り込まれた
  2025年2月18日に閣議決定された「GX2040ビジョン」では、再生可能エネルギーが豊富な地域に半導体産業などを集積させるとの方針が示されました。 
 北海道は太陽光、風力、中小水力発電などで全国随一のポテンシャルを誇っています。同ビジョン策定にあたっては、武藤容治経済産業大臣に対し、再エネの供給拠点と利活用拠点の双方における北海道の役割を位置付けるよう提案しました。× 2023年度の都道府県別の食料自給率で、北海道は218%(カロリーベース)と6年連続首位。日本の食を支える食料供給地域であるにもかかわらず、これまでの「食料・農業・農村基本計画」のなかで北海道の役割や位置づけが明確に記載されることはありませんでした。 
 そこで、新たな基本計画の策定にあたっては、農業団体などとともに農林水産省に対し、日本の食料安全保障における北海道の位置づけを明確化するよう政策提案。2025年4月11日に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」に、北海道が「主要穀物などの主産地」であることが初めて記載されました。×             
  これまで全国で唯一動物愛護センターがなかった北海道でしたが、全道の動物愛護に関わる皆さまの思いを受け、鈴木直道が開設を推進。函館市、北見市、音更町に加え、江別市の酪農学園大学内に基幹センターがオープンしました。 飼い主探しのサポートのほか、災害時には施設の一部を切り離してトレーラーで移動させ、被災地でも動物と同居できる全国初の宿泊機能を持っています。 × ラピダス社に技術協力をするIBM社のワトソン研究所を視察し、低電力と高性能を両立する次世代半導体プロジェクトの意義などについてIBM社幹部と意見交換しました。 
 また、産学官による半導体産業拠点を運営するNYクリエイツ、NY州政府、北海道との間で連携協定も締結。 NYで研究を続けているラピダス社の若手技術者の皆様とも懇談し、「北海道のために貢献したい」という意気込みをおうかがいしました。×  
- ・能登半島地震の発災直後から、医療チームや道職員を派遣。被災地に寄り添った支援を実施
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            Episode01 「とんでもない勘違い野郎だ」 11年間東京都で都庁職員として勤めた鈴木直道。夕張市長へ立候補するために退職を願い出ると、石原慎太郎都知事(当時)から「お前はとんでもない勘違い野郎だ」と言われました。 
 都庁職員としての安定した将来を捨て、無一文になるかもしれない決断。しかし石原都知事は続く言葉で、「何事も勘違いから夢が現実になる、裸一つで夕張に行く男を俺は殺しはしない」と力強く背中を押しました。片道切符での夕張市長選の出馬表明でした。
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            Episode02 「月収19万円の市長」 立候補したときは、たった7人の応援団がいただけ。「泡まつ候補」とも呼ばれましたが、投票率82.3%という高い注目を集めるなか、劇的な勝利で当時日本一若い30歳の市長が夕張市に誕生。 
 夕張市は財政再生団体。市長の給与は70%カット。交際費、退職金も100%カット。月収は手取り19万円。政治活動費や出張費を捻出するため、夫婦共働きで乗り切りました。夕張再生という目的のために忍耐強く、目標を成し遂げようとする姿は多くの人に力を与えました。
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            Episode03 不可能を可能に 財政破綻した夕張市。「鉛筆一本買うのにも総務省の許可が必要」と揶揄されながらも借金返済という苦悩を目の当たりにし、「自分にできることはなんでもしたい」と奔走した約8年間でした。 
 不可能だと言われた財政再建と、地域再生の両立を目指す新たな再生計画を策定。何よりも、「財政破綻の暗い街」というイメージで沈んでいた市民の心を動かし、自ら先頭に立って再生への明るい未来を切り拓いたことで、多くの市民から「なおちゃん」「なおみちくん」と声をかけられるようになりました。
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            Episode04 市民とのひざ詰め対話 人口減少が加速するなか、コンパクトシティ化など政治的判断を求められる政策も推進。長年住み続けた土地を離れざるを得ない市民からは当初反発の声も上がりましたが、ご自宅をおうかがいして何時間もお話に耳を傾けました。 
 ひざ詰めで寄り添う姿勢に、徐々に住宅移転に応じる市民も増えました。はじめは移転に大反対だった90代の男性からは、「引っ越したおかげで、人生で一番暖かい冬を過ごせたよ」と言葉をかけていただき、応援団にもなっていただきました。どうすれば多くの市民が安全、安心に暮らせるのか。真摯に向き合い、考え続けました。
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            Episode05 北海道を愛するわけ 知事選挙に出馬を決め、心の故郷である夕張市を離れることになった鈴木直道。多くの皆様から「夕張だけでなく北海道を頼んだ、夕張はみんなで守るから行ってこい!」と涙ながらに思いを託されました。 
 夕張炭鉱マンの男気や夕張母さんの温かさを胸に知事選を制し、当時38歳の最年少知事の誕生となりました。「皆様とともに夕張再生を成し遂げ、ここまで自分を育てていただいた」。こうした感謝の気持ちこそ、鈴木直道の北海道への強い思いであり、常に行動の原動力です。
  - 道内過去最大となる5兆円規模の投資が見込まれる「メイドイン北海道」の次世代半導体を世界に届けるプロジェクトが始動。鈴木直道もラピダス社を訪れ、北海道への立地を要請しました。 2025年の試作ライン稼働、27年の量産化のスケジュール達成に向け、地元千歳市や国、関係者とスピード感を持って取り組みます。 ×  - 第18-19代 夕張市長- 当選回数 - 2回 - 在任期間 - 2011年4月24日〜2019年2月28日 - 公選第19-20代 北海道知事- 当選回数 - 2回 - 在任期間 - 2019年4月23日〜現職 - 鈴木直道を知る5つのエピソード
  